国際ロータリークラブの名称及び性格
ロータリーは人道的な奉仕を行うため、あらゆる職業において高度の道徳水準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目指して、事業と専門職務及び地域社会の指導者が世界的に結び合った団体である。
本組織体の名称は国際ロータリーとする。国際ロータリーは全世界のロータリー・クラブの連合体である。また、本地区は国際ロータリー第2580地区と称する。
国際ロータリー(RI)の目的
RIの目的は次の通りである。
- (a)ロータリーの目的を推進するようなプログラムや活動を追求しているRI加盟クラブとRI地区を支援すること。
- (b)全世界にわたって、ロータリーを奨励し、助長し、拡大し、管理すること。
- (c)RIの活動を調整し、全般的にこれを指導すること。
※国際ロータリーの定款第3条
ロータリーの目的
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある。
- 第1 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
- 第2 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
- 第3 ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること。
- 第4 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。
※国際ロータリーの定款第4条
四つのテスト(Four-Way Test)
職業人としてのロータリアンの心構えを、ロータリーの倫理基準から具体的に記述したものが「ロータリー倫理訓」だとすれば、それをロータリアンのみならず一般の職業人にも理解できるように、簡潔かつ的確にまとめられたものが「四つのテスト」(Four-Way Test)である。
余談になるが、「企業を繁栄に導くための四通りの基準」ならば、当然Four-way testsと複数形になるはずである。
しかし、これが単数形であるのは、事業の反映に導くためには、四通りの基準を一つずつクリアーすればいいのではなく、四つをまとめたものを一つの基準として、そのすべてをクリアーしなければならないことを意味しています。
「四つのテスト」は、言行はこれに照らして、発言し、実行するとし、次のように述べています。
- [その1] 真実かどうか
- [その2] みんなに公平か
- [その3] 好意と友情を深めるか
- [その4] みんなのためになるかどうか
国際ロータリーの誕生とその成長
20世紀初頭のシカゴの街は、著しい社会経済の発展の陰で、商業道徳の欠如が目につくようになっていました。
ちょうどそのころ、ここに事務所を構えていた青年弁護士ポール・ハリスはこの風潮に堪えかね、友人3人と語らって、お互いに信頼できる公正な取引をし、仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまで発展するような仲間を増やしたい、という趣旨でロータリークラブという会合を考えました。
こうして1905年2月23日にシカゴロータリークラブが誕生しました。ロータリーとは集会を各自の事務所持ち回りで順番に会合を開くことから名付けられたものです。
それから志を同じくするクラブが、次々各地に生まれ、国境を超えて、今では200以上の国と地域に拡大しています。
日本のロータリークラブの誕生
我が国最初のロータリークラブは1920年(大正9)年10月20日に創立された東京ロータリークラブで、翌1921年4月1日に世界で855番目のクラブとして、国際ロータリーに加盟が承認されました。
日本でのロータリークラブ設立については、ポール・ハリスの片腕としてロータリーの組織を作り、海外拡大に情熱的に取り組んだ初代事務総長チェスリー・ペリーと、創立の準備に奔走した米山梅吉氏、福島喜三次氏などの先達の功を忘れることができません。
その後、日本のロータリーは、第2次世界大戦の波に洗われて、1940年に国際ロータリーから脱退します。戦後1949年3月になって、再び復帰加盟しますが、このとき、復帰に尽力してくれたのが国際ロータリーの第3代事務総長のジョージ・ミーンズでした。
その後の日本におけるロータリーの拡大発展には目覚ましいものがあります。
ロータリー財団への貢献も抜群で、国際ロータリーにおける日本の地位は不動のものになりました。
沖縄分区ロータリークラブの誕生
沖縄のロータリークラブは第2580地区に所属し、東京ロータリークラブがスポンサーとなり、瀬長良直氏の特別代表で1959年1月12日に那覇ロータリークラブが承認されました。
また、第2580地区は、東京中央区、東京北分区、東京東分区、武蔵野分区、多摩分区、沖縄分区の6分区となっています。
続いて、沖縄分区は、1962年3月12日には、石垣ロータリークラブ、同年5月24日には、コザロータリークラブ、同年6月4日には那覇西ロータリークラブが誕生し、現在は、那覇東、宜野湾、宮古島、浦添、名護、那覇南の各ロータリークラブに続き、2010年6月3日に那覇北ロータリークラブが誕生し、沖縄のロータリークラブは11クラブとなっています。
歴史的に見ても、ロータリーとは職業倫理を重んずる実業人、専門職業人の集まりであり、その組織は地球の隅々にまで拡大されてきました。ロータリーは世界に目を向けて、幅広い奉仕活動を始めるようになりました。現在の奉仕活動は多方面にわたり多大な貢献をなし、世界の奉仕活動の実践組織として大きな評価を受けています。
ロータリー活動と入会基準
ロータリークラブの入会基準は、(1)職業を通して社会に貢献し続けていること。(2)職業分類と会員選考に合格したこと。(3)職業奉仕の更なる質的向上を目指していること。(4)職業や日常生活を通じて社会貢献への意欲を持っていること。等があげられる。
ロータリーでよく用いられる言葉「奉仕の理想」(Ideal of service)は、「己に天職という使命を与えてくれた社会」又は、「己の職業を生かし続けさせてもらっている社会に感謝する」とき、その仕え方(奉仕)の基準は、個人生活、社会生活、職業生活に於いて、利己的欲求は最小限にとどめ、常に最大利他の究極を求め続けていくとする「超我の奉仕」の哲学である。奉仕活動は、企業経営活動における科学的かつ合理的な企業経営実践の方法である。
ロータリーは会員相互の親睦と「超我の奉仕」を目標に多くの社会活動を続けてきました。その社会活動は社会ニーズに応えた活動として高い評価を受けています。
ロータリーの五大奉仕部門は、本ロータリー・クラブの活動の哲学的及び実践的な基準であるとし、(1)クラブ奉仕 (2)職業奉仕 (3)社会奉仕 (4)国際奉仕 (5)青少年奉仕 について規定している。奉仕の第一部門であるクラブ奉仕は、本クラブの活動を充実させるために、クラブ内で会員が取るべき活動に関わるものである。また、職業奉仕は他の奉仕団体にないロータリー独自の奉仕理念である。
職業奉仕の理念は「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」
(He Profits Most Who Serves Best)をモットーとし、アーサー・フレデリック・シェルドンが提唱した職業奉仕の考え方で構築された理念である。
すなわち、20世紀の実業家を成功に導く方法は、「利益を他人とシェアする」というサービス学を遵守することであると説いている。
Overview那覇北ロータリークラブ概要
- 名称
- 那覇北ロータリークラブ
- 地域
- 那覇市北部・久米島全域
- 創立
- 2010年6月3日
- RI加盟承認
- 2010年6月30日
- 認証状伝達式
- 2010年9月17日
- スポンサークラブ
- 那覇西ロータリークラブ
- 創立会員
- 27人
- 事務所
- 〒900-0032 沖縄県那覇市松山1-1-14 那覇共同ビル6階(那覇西RC内)
- 連絡先
- TEL:098-943-2757 / FAX:098-861-7825
- 最年長者
- 73歳(創立時)
- 最年少者
- 35歳(創立時)
- 例会場
-
〒900-0016 沖縄県那覇市前島3丁目22−1 (沖縄かりゆしアーバンリート・ナハ)
[例会日時] 毎週木曜日 12:30〜13:30
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